【子育て体験】アドラー心理学で子育てが変わる!自己肯定感を育む方法とメリット

子育てのこと
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今日もお疲れ様です!
久しぶりの更新となってしまいました…反省。

shimaneko
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年末が近づくと色々と忙しいですね(汗)

さて、今回ご紹介したいのは「アドラー心理学」
子育てに悩むことは、どの親にとっても避けられないものですよね。

・ついつい叱りすぎてしまう
・子どもとの関係がぎくしゃくしている

こんな問題に直面したとき、どう対応すれば良いか悩むことも多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが、心理学者アルフレッド・アドラーの考え方を基にした「アドラー心理学」です!
アドラー心理学は、子どもの自己肯定感を高め、親子の信頼関係を深めるための実践的なアプローチを教えてくれます。

shimaneko
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何だか難しそうに思えますが、大丈夫!

「叱る」のではなく「勇気づける」という新しい視点は、子育てに自信を与え、親自身のストレスを軽減する効果も。
この記事では、アドラー心理学の基本的な考え方と、子育てに取り入れる具体的な方法やそのメリットについて詳しくご紹介します。
子どもの成長と親子の絆を強化するヒントを一緒に見つけていきましょう!

「アドラー心理学」とは?子育てに役立つ考え方

アドラー心理学は、オーストリアの心理学者アルフレッド・アドラーによって提唱された心理学の一分野です。

「個人心理学」とも呼ばれ、人間の行動や感情を「社会とのつながり」という観点から理解しよう、とするもの。

アドラー心理学では、過去のトラウマや失敗よりも「現在の目的」や「未来への希望」に焦点を当てます。

この前向きな視点が「子育てにおいても大きな助けとなる特徴を持っている」と注目されています。

1. 「課題の分離」という考え方

アドラー心理学で重要視されるのが「課題の分離」という概念。

これは「誰の問題か」を明確にし、自分が解決すべき課題と他者の課題を分けるというものです。

例えば、子どもが宿題をしない場合、それをやるかやらないかは子どもの課題です。

親はその結果について助言はできても、強制することはできません。

この考え方を取り入れることで、親が子どもの責任を背負いすぎることなく、子ども自身が責任感を持つきっかけとなります。

2. 「勇気づけ」の重要性

アドラー心理学では、叱るのではなく「勇気づけ」を重視しています。

子どもを勇気づけるとは、子どもが自分の価値を感じ、自信を持つよう促すこと。

例えば、結果ではなく努力に注目して褒めることや、「あなたならきっとできる」と期待を込めて励ますことが効果的です。

このアプローチは、子どもの自己肯定感を高め、失敗を恐れず挑戦する姿勢を育てるのに役立ちます。

3. 「所属感」を育む

アドラー心理学では、人間は「どこかに所属している」と感じることで安心感や生きる喜びを得ると考えます。

子どもが家庭で「自分は必要とされている」と感じられる環境を作ることが、健全な成長に繋がるという考え方。

具体的には、家庭のルールや家事を一緒に考えたり、親が子どもの意見を尊重して話し合いに参加させたりします。

これによって、子どもに「自分もこの家族の一員だ」と思わせることができるのです。

4. 「目的論的アプローチ」の実践

アドラー心理学では、人の行動はすべて「目的」に基づいていると考えます。

子どもの行動に対して「なぜこれをするのか?」と問いかけ、その背後にある目的を理解するように促しています。

例えば、子どもがわざと反抗的な態度を取る場合、「親の関心を引きたい」「自分の力を試したい」といった目的が隠れているかもしれません。

この目的を理解すれば、叱るのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら適切な助言ができるようになると教えています。

shimaneko
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つまりアドラー心理学の考え方を日常生活に取り入れることで、子どもが自分の力で成長し、親も安心して子育てに向き合うことができるのです!

アドラー心理学が子育てに与えるメリット3選

アドラー心理学を子育てに取り入れることで得られるメリットは、親子関係を改善するだけでなく、子どもの成長を後押しする大きな力となります。

ここでは、アドラー心理学がもたらす主なメリットを3つに絞って分かりやすくご紹介します。

1. 子どもの自己肯定感が高まる

アドラー心理学の中心にあるのは、「人は他者とのつながりを通じて成長する」という考え方です。

子どもの自己肯定感を育むには、親が子どもの努力や挑戦を認め、「あなたには価値がある」と伝えることが大切。

具体的には、結果だけでなくその過程や努力を褒めることが効果的です。

例えばテストで高得点を取った場合、「すごいね!」と結果を褒めるだけでなく、「一生懸命勉強していたからだね」と努力に触れる。

それによって子ども自身が努力の価値を理解し、自己肯定感を高めることができるのです。

子どもが自分を肯定的に捉えられるようになると、失敗を恐れず、どんどん新しいことに挑戦できるようになります。

これが長期的に見て、子どもの成長に大きく役立ちます。

2. 家庭内の人間関係が良好になる

アドラー心理学では「課題の分離」という考え方が非常に重要です。

これは、親と子どもそれぞれの責任を明確にすることで、お互いの行動に過干渉しないというアプローチ。

例えば子どもが宿題をやらない場合、親が叱るだけでは解決しません。

宿題をやるかどうかは子どもの課題であり、親がやるべきことは「宿題をする意義を説明する」ことまでです。

課題を分けることで、親は無駄なストレスから解放され、子どもも自分で行動を選択する責任を持つことができます。

このアプローチは、親が「なんでやらないの!」と叱る場面を減らし、代わりに「どうしてやらないの?」と対話を増やすことにつながります。

その結果、家庭内のコミュニケーションが円滑になり、親子関係が良好になります。

3. 親自身のストレスが軽減される

子育ては親にとって大きな負担になることが多いですが、アドラー心理学を実践することで、親自身が「完璧である必要はない」と感じられるようになります。

アドラー心理学では、親もまた「未完成な存在」として成長していく過程にいると考えています。

これにより「子どもをきちんと育てなければ」「良い親でなければならない」というプレッシャーを手放しやすくなるのです。

さらに「勇気づけ」のアプローチを取ることで、親が叱る頻度を減らし、子どもを見守る心の余裕が生まれます。

親自身が精神的に楽になれば、家庭全体が穏やかな雰囲気になり、子どもも安心して成長できる環境が整うことでしょう。

shimaneko
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親も完璧じゃない。子どもとの対話を大切にする。

こんな考え方ができたら、子育ても楽に感じませんか?

【実践編】アドラー心理学を子育てに取り入れる具体的な方法

アドラー心理学の考え方はシンプルですが、日常生活で実践するためには少しずつ慣れていくことが大切です。

ここでは、具体的な方法をわかりやすく解説します。

忙しい方でも取り組みやすいステップをご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

1. 「勇気づけ」を意識する

アドラー心理学では「叱る」のではなく「勇気づける」ことが基本です。

子どもがミスをしたり、上手くいかなかったりしたとき、責めるのではなく、努力や良い部分に目を向けて声をかけてみましょう。

【具体例】

子どもがテストで良い点を取れなかった場合

「なんでこんな点数なの?」
「次はどんな風に勉強してみる?頑張ったところがきっと次につながるよ」

「あなたにはできる」という期待を込めた言葉が、子どもにとっての自信になります。

2. 課題を分けて負担を減らす

「課題の分離」は、子どもが自分の行動に責任を持つ一方で、親の負担を減らす考え方です。

親が子どもの課題を肩代わりせず、あくまでサポート役に徹することで、子どもは自立心を育てられます。

【具体例】

子どもが学校の準備を忘れた場合

「なんで忘れるの?ちゃんと確認して!」
「準備は自分の仕事だよね。次はどうすれば忘れないと思う?」

子どもが自分の失敗を振り返り、改善策を考える習慣を身につける手助けをします。

3. 親も「未完成」であることを認める

アドラー心理学は、親自身も「完璧でなくていい」という考え方を大切にします。

ついイライラして叱ってしまったり、後悔することもありますよね。

それでも、自分を責めすぎる必要はありません。

【実践ポイント】

・イライラしたら深呼吸して気持ちを整理する
・子どもに「ごめんね」と素直に謝る
・「次はこうしてみよう」とポジティブに切り替える

親が自分を許し、前向きに改善を目指す姿勢を見せることで、子どもにも「間違ってもやり直せる」という安心感を与えます。

4. 「所属感」を大切にする

アドラー心理学では、子どもが「自分は家族の大切な一員だ」と感じることが重要とされています。

家庭の中で子どもの意見を尊重し、一緒に考える機会を作りましょう。

【具体例】

・家庭のルールを決める際、子どもも意見を出せるようにする
・家事を一緒に行い、感謝の言葉を伝える
・毎日短時間でもいいので、子どもとしっかり向き合う時間を作る

「一緒に考える」「感謝する」といった行動が、子どもに「自分は大事にされている」と感じさせます。

5. 子どもの目的を理解する

アドラー心理学では「すべての行動には目的がある」と考えます。

子どもの行動に隠された意図を理解することで、適切に対応できます。

【具体例】

子どもがわざと反抗する場合

「どうしてそんなことをするの?」と責めるのではなく、「何か嫌なことがあったの?」と心情を聞いてみることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。

行動の背後にある「親にもっと関心を持ってほしい」「自分の力を試したい」といった目的を見つけ、子どもの感情に寄り添うことが重要です。

shimaneko
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ポイントは、一気に完璧を目指さず少しずつ実践していくこと。

前向きにとらえることで、親も子どももストレスを軽減できることでしょう。

子育ての悩みに効く!アドラー心理学の考え方

子育て中の悩みは、誰にでもあります。

「どうして言うことを聞いてくれないの?」「叱ってばかりで疲れてしまう」

そんなときこそ、アドラー心理学の出番。

ここでは、よくある子育ての悩みとアドラー心理学の具体的なアプローチをご紹介します。

1. 子どもが言うことを聞かないときの対処法

子どもが親の指示やお願いに従わないのは、成長過程でよくあることです。

アドラー心理学では、これを「子どもが自分の力を試している」と考えます。

このような場面では、力でねじ伏せるのではなく、子どもの意志を尊重しながら対処することがポイントです。

【実践方法】

選択肢を与える

「これをやりなさい!」ではなく、「AとBどっちがいい?」と選択肢を与えると、子どもは自分で決めた感覚を持ち、行動しやすくなります。

親の態度を冷静に保つ

子どもが反抗しても感情的に叱らず、「あなたが決めることだよ」と伝えることで、子どもが責任を意識するようになります。

2. 兄弟ゲンカが絶えないときの対処法

兄弟間のトラブルは、家庭内の大きなストレスになりがちです。

しかしアドラー心理学では「子どもは注目を得るために行動する」ことが多いとされています。

兄弟ゲンカもその一例です。

【実践方法】

どちらか一方を特別扱いしない

「どっちが悪いの?」と責任を追及するのではなく、「2人ともどう思った?」と感情を共有させることで、問題解決の糸口が見つかります。

ポジティブな注目を与える

子どもが良い行動をしたときにしっかり褒めることで、ネガティブな行動で注目を得ようとする機会を減らします。

3. 叱りすぎてしまうときの対処法

親も人間です。

つい感情的になって叱りすぎてしまうこともあるでしょう。

しかしアドラー心理学では「叱ることよりも勇気づけが大切」とされています。

【実践方法】

叱る回数を減らし、肯定的な言葉を増やす

例えば、「なんで片付けないの!」ではなく、「片付けてくれると助かるな」という声かけに変えるだけで、子どもの反応が変わることがあります。

親自身を客観視する

「私は完璧でなくていい」と自分に言い聞かせることで、イライラする気持ちを和らげ、冷静に子どもと向き合えるようになります。

4. 子どもがすぐに諦めてしまうときの対処法

子どもが失敗を恐れて挑戦を避けるのは、失敗に対する過剰な恐れや自信の欠如が原因かもしれません。

アドラー心理学では「過程を認める」ことが重要とされています。

【実践方法】

努力を具体的に褒める

「結果がすべて」ではなく、「頑張った過程」に焦点を当てましょう。

例:「すごいね!」ではなく、「たくさん練習したから上手くなったんだね。」

失敗を肯定する

「失敗しても大丈夫だよ。それも学びだよ。」と伝えることで、子どもは挑戦することへの恐れを減らし、次のステップに進みやすくなります。

まとめ

いかがでしたか?

アドラー心理学の考え方は、子育て中の多くの悩みを解決する力を持っています。

子どもの行動に隠れた意図を理解し、叱るのではなく勇気づける姿勢を持つことで、親も子どももストレスを減らしながら成長できる手助けとなりますよ。

・子どもの自己肯定感が高まり、挑戦する力を育てる
・親子関係が改善し、家庭がより穏やかになる
・親自身が楽になり、子育てをより前向きに楽しめる

このようなメリットがあり、前向きなアプローチが親子の未来に良い影響を与えるだけでなく、子どもが自分自身で人生を歩む力を養う第一歩となるでしょう。

アドラー心理学を味方に、より良い親子関係を築いてみてくださいね。

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