子育て体験【勉強を習慣化するための5つの実践方法】

子育てのこと
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今日もお疲れ様です!
宿題って、子供たちはいつ取り組んでいますか?
我が家はおやつを食べて、友達と遊んで、その後リビングで始めています。

好きなことは宿題を終わらせてから!

我が家は比較的、勉強を習慣化することに成功しているのかな、と思っています。
というわけで今回は、子供が楽しく、かつ持続的に学習を続けられるよう、実践的な習慣づけの方法を5つご紹介
子育てをしながら、子供の勉強を習慣化させるのは決して簡単ではありません。
無理に勉強を強要するのではなく、自然と勉強が生活の一部になるような環境作りが重要です。
小さなステップから始め、親子で楽しく学ぶことができる方法を取り入れてみましょう。

1.小さなステップから始める習慣づけ

子供にとって「習慣づけ」は、無理なく継続するための第一歩。

特に幼少期は、集中力の持続時間が短く、無理に長時間勉強させると学習自体に対する拒否感が生まれてしまうことがあります。

そのため、まずは「小さなステップ」から始めることが重要です。

小さな目標を設定する

私が最初にしたのは、まず子供達の年齢に合った目標を立てることからでした。

最初から長時間の勉強を期待するのではなく、「毎日5分だけでも何かに取り組む」という小さな習慣からスタートします。

子供が小さければ小さいほど、集中して机に向かえる時間は短いものです。

「無理しない、守れない目標は設定しない」

短い時間でも、毎日続けることで子供は少しずつ「勉強をすること」が当たり前だと感じるようになります。

続いて行ったのは、その日何を学ぶかを一緒に選ぶことでした。

今はとても便利なもので、ネット上を探せば、無料で子供が取り組めるプリントが用意されています。

私はそれらをいくつか選んで印刷しておき、子どもに選んでもらっていました。

「これをやろう」じゃなくて「これをやりたい!」に取り組んでもらうのは、とても効果的です。

大切なのは、自分で選んだものに最後まで取り組んだ、ということ。

これを繰り返していくことで、我が家の子供は自分で計画的に勉強に取り組めるようになったと感じています。

楽しさを取り入れる

勉強を習慣化させるためには、「楽しい」と感じることが不可欠でもあります。

特に小さな子供の場合、遊びの要素を取り入れた学習が効果的

例えば、数字やアルファベットのパズルを使ったり、簡単なクイズ形式で問題を出したりすることで、遊びの延長で学習に取り組むことができます。

私が用意したプリントも最初、「点つなぎ」や「迷路」といった内容が入っていました。

それらがお気に入りになった子供たちは、1枚目のプリントが終わると次のプリントを貰いにきて、飽きるまで取り組んでいました。

これが文字を書く「運筆」の練習になるとは知らずに取り組む子供たち

机に向かう=学ぶのが楽しい、と思わせることで、今後の勉強が随分と楽になりますよ。

成長を見える化する

子供にとって「成長を実感する」ことは大きなモチベーションとなります。

簡単なチェックリストやカレンダーを使い、学習時間や課題の達成状況を目に見える形で記録していくのも良いでしょう。

例えば、「今日も5分勉強できた!」という小さな達成感をシールやスタンプで表すことで、子供は自分の努力が目に見える形で評価されると感じ、続ける意欲が増します。

そして、できたことを一緒に喜んであげましょう。

頑張れたことを親に認めてもらうのは、子供の自己肯定感を育みます。

一貫して続ける

小さなステップでも、一貫して続けることが最も大切です。(これが一番難しい!)

例えば、毎日決まった時間に、机に向かって何かに取り組む習慣を作ることが効果的。

それぞれのご家庭の生活スタイルに合わせて、日常生活の中で自然と時間が取れるタイミングを選びましょう。

私の場合は、小学校に通うようになってから宿題をするであろう、夕方の時間に設定していました。

毎日決まった時間に同じ行動を繰り返すことで、勉強が生活の一部となり、子供は無理なく習慣として受け入れるようになります。

もう「食べたら歯を磨く」みたいな感覚で習慣にするのです…

2. 学べる環境を作ることで勉強がはかどる

子供に勉強を習慣化させるためには、学びがはかどる環境作りが重要です。

どんな環境だといいのか、私の体験もふまえつつご紹介していきますね。

学びの場をリラックスできる空間にする

まず、子供が安心して勉強に集中できる場所を用意することが大切です。

大人もそうですが、暑すぎたり寒すぎたり、うるさかったりしたら、集中できませんよね。

目に入る場所に、おもちゃがちらかっているのもあまりおすすめしません。

勉強に取り組む空間が、居心地がいいものかを一度チェックしてみましょう。

例えば、テレビを切って静かな音楽を流したり、好きな飲み物を準備してリラックスできる雰囲気を作ることも有効です。

心地よい環境が整えば、子供はその空間で自然に勉強する習慣を持つようになるでしょう。

興味に基づいた学習内容を選ぶ

子供の興味や好奇心を引き出すことも、楽しく学べる環境を作るための大きなポイントです。

例えば、恐竜が好きな子供には恐竜に関する本やドキュメンタリーを一緒に観たり、宇宙に興味を持っている子供には星座や宇宙に関する知識を学べる教材を取り入れたりしてみましょう。

そしてできることなら、それらの知識が実際に生きてくる体験をさせてあげると、大きく勉強への関心が深まります。

我が家の場合、子供が恐竜にとても興味を持っていたので、実際に博物館に足を運んで恐竜の化石を見せたりしました。

あとは子供が興味を持っていることに、親も関心を持ってあげて下さい。

分からないから教えて、というスタンスでどんどん質問してあげれば、子供とのコミュニケーションにもなります。

「好きなこと」がある子供は、どんなことにも積極的に興味を持ってくれます。

勉強そのものに対する抵抗感が減り、学ぶことが楽しい体験へと変わっていくことでしょう。

ゲームやアクティビティを活用する

勉強に対して前向きな姿勢を育てるためには、ゲーム要素を取り入れるのも一つの手段です。

例えば、算数や国語のクイズ形式のアプリを利用することで、ゲーム感覚で学習することができます。

また、親が出題者となり、クイズを出し合う家庭内の「クイズ大会」を開いたり、ボードゲームの中で学べる要素を取り入れることも有効です。

このように、遊びの延長として学ぶことで、子供は「学ぶことは楽しい」という認識を持ちやすくなります。

3. 親子で学ぶ時間を確保する

親子で一緒に学ぶ時間を持つことは、子供の成長にとって非常に大きな影響を与えます。

特に幼少期の子供にとって、親が学びのサポートをすることで、学習に対する意欲や習慣が身につきやすくなります。

ただし、忙しい日常の中で親子の学びの時間を確保するのは簡単じゃないですよね…!

ここでは、無理なく親子で学ぶ時間を作り出すための工夫や具体的なアイデアをご紹介します。

親が「学びのモデル」になる

子供にとって、親の姿は最大の「学びのモデル」です。

親が勉強や読書、仕事に真剣に取り組んでいる姿を見せることで、自然と子供も「学び続けることは大切なんだ」と感じるようになります。

例えば、親が読書をする時間を見せたり、新しいスキルを学ぶ姿を子供と共有することが大切。

「一緒に勉強しよう」と誘うのではなく、親自身が学びの時間を大切にしている姿を見せることが、子供にとって学習の動機づけになります。

生活ルーティンに組み込む

親子で学ぶ時間を確保するためには、日常のルーティンに学習を取り入れるのが効果的です。

もちろん、平日は仕事でそんな時間がない方は無理なく取り入れましょう。

続くようにルーティンに組み込むことが大切です。

例えば、平日の寝る前にはテレビを消して本を15分読む、もしくは1つテーマを決めて家族で話し合う、でもいいですね。

あとは週末などの休日に図書館へ行く日を決め、大人も好きな本を一緒に借りるのもいいでしょう。

短い時間から始める

子供と一緒に勉強する時間を設ける際に、長時間の勉強を強要する必要はありません。

特に小さな子供の場合は、集中力が続かないこともありますので、まずは5分から10分程度の短い時間から始めるといいでしょう。

子供が取り組んでいる課題に寄り添いながら、少しずつ一緒に学ぶ時間を増やしていくことで、親子の学びが楽しく、習慣として定着しやすくなります。

学びを通じて親子の会話を深める

親子で一緒に学ぶ時間は、単に知識を得るだけでなく、親子のコミュニケーションを深める貴重な機会でもあります。

学んだことについて話し合ったり、子供が興味を持ったテーマについて意見を交換することで、子供は自分の考えを言葉にする力を養うことができます。

一緒に考えたり調べたりすることで親子の絆が深まり、子供にとって学びの時間がより意味のあるものとなりますよ。

学んだことを親に一生懸命説明している子供は、目がキラキラしています。

その姿を見るとこちらも嬉しくなりますね!

4. 褒める習慣でやる気を引き出す

子供の学びや成長をサポートするうえで、「褒めること」はとても大切です。

子供は親が褒めることで、自信を深め、さらにやる気を高めることができるのです。

ただし、褒め方によっては逆効果となることもあるため、適切なタイミングと方法で褒めることが重要。

ここでは、子供のやる気を引き出すための「褒める習慣」の具体的な方法とその効果について詳しく見ていきます。

結果ではなく「過程」を褒める

勉強や習い事などで子供を褒める際、テストの点数や結果だけを評価するのではなく、その結果に至るまでの「過程」をしっかりと褒めることが大切。

例えば、「100点取ったね!」と結果だけに焦点を当てるのではなく、「毎日少しずつ頑張って勉強したことが、結果に繋がったんだね!」と、その努力を評価します。

これにより、子供は努力すること自体が価値あることだと感じ、結果にかかわらず頑張る姿勢を保つことができます。

小さな成功体験を積み重ねる

褒める機会は、何も大きな成功に限ったことではありません。

小さな成功や成長を見逃さずに褒めることで、子供は自信を持ちやすくなります。

例えば、前よりも宿題に集中できた、以前はできなかった問題が解けるようになった、途中で諦めずに最後まで取り組んだ、といった小さな進歩にも目を向けてあげましょう。

これらの小さな成功を積み重ねていくことで、子供は「できるんだ!」という自信を養い、次の挑戦への意欲を持ち続けることができます。

これ、勉強以外でも役立ちます。

例えば「靴を揃えれるようになったんだね」「言わなくても後片付けできたね」などなど。

この声掛けをすることで、またやろうと思ってくれますよ!

具体的に褒める

漠然と「すごいね!」「よくやったね!」と褒めるのではなく、具体的に何が良かったのかを伝えると、子供は自分の行動や努力が認められていると感じやすくなります。

例えば、「今日はいつもよりも集中して取り組めたね」とか、「この部分、前は難しかったけど、今日はすごくよく理解できているね」など。

褒めるポイントを具体的に伝えることで、子供は自分の成長を実感しやすくなります。

失敗や挫折にも前向きな声掛けを

失敗したときや思い通りにいかなかったときにも、前向きな声掛けが大切です。

失敗した際には、「どこがうまくいかなかったのか一緒に考えてみよう」と声をかけ、失敗を学びの機会として捉えるように導きます。

例えば、「今回はうまくいかなかったけど、こうやって挑戦すること自体がすごいよ!」と失敗に対するポジティブな見方を示しましょう。

発明家のエジソンは「失敗じゃなくて上手くいかない方法を見つけた」という名言を残しています。

失敗へ経験と捉えることで、子供は挑戦することに対して恐れを感じなくなります。

褒め過ぎ、ご褒美の与えすぎに注意する

褒めることは重要ですが、過剰に褒めすぎると、子供が褒められることに依存してしまい、外的な評価だけを求めるようになるリスクがあります。

子供は「自分のために学ぶ」ことを理解し、内面的なモチベーションを持つことが重要です。

適度にバランスを保ちながら、子供の努力や成長を認めつつ、自らの成長を喜べるようなサポートを心がけましょう。

また「テストの成績が良かったらご褒美」というのは確かに効果的ではありますが、一時的にすぎません。

学ぶことが「ご褒美のため」となってしまい、それが貰えなくなった時にやる気を失ってしまう可能性があるからです。

もしご褒美をあげるのであれば、家族で美味しいものを食べに行く、といった家族で楽しめる体験程度にとどめておきましょう。

自分を褒める習慣を育てる

親が褒めてあげることはもちろん大切ですが、最終的には子供が自分自身を褒める習慣を持つことが理想的。

自分の努力や成果を認める力を育てることで、他者からの評価に依存せず、自分のモチベーションを持続させることができます。

親が普段から子供の良いところや成長を認める姿勢を見せることで、子供も自己肯定感を持ちやすくなります。

例えば「今日も頑張ったね、自分でもそう思う?」と問いかけ、子供自身が自分の努力を振り返る機会を与えるのも良いでしょう。

自分で自分を褒めてあげよう!私たち親もですよ!

5. 他人と比べない、自分のペースで取り組む

子供の成長や学習において、「他人と比べないこと」は非常に大切です。

特に、友達や兄弟との比較は、子供にとってプレッシャーを感じさせるだけでなく、自己肯定感を損なう原因にもなりかねません。

学びはあくまで子供自身のペースで進めるべきものであり、親としてはそのペースを尊重し、個々の成長に合わせたサポートをしてあげることが重要。

ここでは、他人と比べず、子供自身のペースで学びを進めるための方法について詳しく見ていきます。

成長のペースは子供それぞれ異なる

子供一人ひとりには、学習の進み具合や成長のペースが異なります。

ある子は早く理解できるかもしれませんが、別の子は時間をかけてゆっくりと学ぶことが得意かもしれません。

これは決して「良い」「悪い」といったものではなく、個々の個性や特性に基づくものです。

例えば、計算が得意な子供もいれば、読解力に優れた子供もいるため、学び方や進捗に違いがあるのは自然なこと。

親が他の子供と比較してしまうと、子供は「自分はダメだ」「できない」と感じることがあり、それが学習意欲の低下につながることもあります。

目標は「昨日の自分」と比べる

他人との比較ではなく、子供が目指すべきは「昨日の自分」です。

日々少しずつ成長する姿勢を持つことが、子供にとって最も重要。

例えば、昨日できなかったことが今日はできるようになった、先週のテストよりも今週のテストで点数が少し上がった、といった小さな進歩を親がしっかりと認めてあげることが大切です。

目標を他人に合わせるのではなく、過去の自分と比較して成長を感じさせることが、子供の自己肯定感を高めるための鍵となります。

親が見せる姿勢が大切

親が他人と比較せず、子供のペースを尊重する姿勢を見せることが大切です。

逆に、親が頻繁に「○○ちゃんはもっとできているのに」「お兄ちゃんはこのくらいの年齢でこれができた」という言葉を使うと、子供は無意識に自分を他人と比べる習慣がついてしまいます。

親が意識して子供のペースを尊重する言葉を使いましょう。

進歩や努力に焦点を当て見守ることで、子供は安心して自分の学びに集中できる環境が整います。

我が家でよく使うのは「どっちも得意なことがあってすごいね!」という言葉。

兄妹が仲良しなのは、比べないでお互いを認め合っているからだと勝手に解釈しています。

子供に自己肯定感を育む

自分のペースで学ぶことをサポートするためには、子供に「自己肯定感」を育てることが不可欠です。

自己肯定感とは、自分をありのままに受け入れ、自分の価値を認める力のこと。

これが強い子供は、他人と自分を無理に比較することなく、成長を楽しみながら学ぶことができます。

親は子供が小さな成功を積み重ねたときにそれをきちんと認め、「頑張ってるね」「少しずつ成長しているよ」と伝えましょう。

そうすることで、子供は自分を肯定的に受け入れることができるようになります。

また、失敗したときやうまくいかないときでも、「失敗しても次がある」と前向きな考え方を促すことが、自己肯定感の育成に繋がります。

まとめ

いかがでしたか?

以下、今回のまとめです。

  1. 小さなステップから学びを習慣化すれば、あとから楽になる。
    まずは1日5分から何かに取り組むことを始めてみよう!
  2. 学ぶためには環境を整えることが必要。
    集中して学びと向き合える場所かをチェックしてみよう!
  3. 親が学びの手本を見せよう。
    スマホゲームしてゴロゴロしている時間は短めに、かっこいい大人をみせてあげよう!
  4. 褒める子は伸びる。
    子供の頑張ったことや努力を素直に褒めてあげよう。
    でも与えすぎには気を付けよう!
  5. みんな違ってみんないい。
    子供それぞれのペースを見守ってあげよう。
    大丈夫、みんなやればできる!

何だか大人にも応用できそうな内容になりました!

子育てをすることは、私たちにとっても学びの場です。

少しでも子供たちが楽しく勉強に取り組めるように、サポートできるといいですね。

でも、無理なく頑張りましょう!

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