今日もお疲れ様です!
最近我が家の小学生女子、とっても本を読むんですよ。
何読んでるのかなーと見せてもらったんですが、私が昔読んでいた本だったりで…。
時が流れても、素敵な本はずっと愛されているんですね!
というわけで、今回はそんな小学生女子におすすめしたい本を10選ご紹介します。
女の子って、少し夢見がちで空想好きじゃありませんか?
本を読むことで、その想像力を広げ、心を豊かにすることができますよ。
我が家の小学生女子やそのお友達にもリサーチして、2024年におすすめの本をまとめています。
・とにかく本を読んでもらいたいママ
には特におすすめの内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
小学生女子が本を選ぶ時のポイント3つ
本を選ぶ時に何を基準にしたら良いか、迷うことってありませんか?
小学生女子が心から楽しめる本を見つけるためには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、そんな本選びのヒントを3つにまとめました。
1. 興味のあるテーマやキャラクターを探す
子どもたちは、興味のあるテーマやキャラクターに強く引き寄せられます。
例えば、動物や魔法、冒険など、自分が好きな世界観やストーリーに触れると、読書がより楽しいと感じるでしょう。
また、主人公と年齢が近いと、より共感しやすく感情移入も深まります。
あなたのお子さんに、好きなキャラクターやどんなイラストが好きなのか、などを聞いてみるのもいいでしょう。
好きなジャンルを一緒に考えて、本を選ぶのもおすすめですよ。
2. 表紙や挿絵のデザインをチェックする
小学生の女の子にとって、表紙や挿絵のデザインも重要な要素です。
絵本から卒業しても、イラストが豊富な本は文章を読み進める助けになりますし、ビジュアル的な魅力が読書への興味を引き出します。
また、表紙がカラフルであったり、おしゃれな装丁であれば、それだけで手に取るきっかけにもなるでしょう。
3. 読みやすい文章の長さと難易度
本を選ぶ時には、文章の長さや難易度も考慮しましょう。
特に小学生の低学年の場合、文字が大きく、行間が広めの本だと読みやすさが格段に増します。
また、内容が難しすぎると途中で挫折する可能性があるので、お子さんの読書レベルに合った本を選ぶのも大切。
少し背伸びをしたい時には、読みやすい章ごとに区切られた本も良い選択です。
本を読む時間がない!
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夢見る小学生女子に届けたい!心に響くおすすめの本10選【2024年版】
1.『とにかくかわいいいきもの図鑑』
発売日:2023年3月
出版社:西東社
『とにかくかわいいいきもの図鑑』は、可愛い動物や生き物に特化した図鑑で、子どもから大人まで楽しめる内容です。
図鑑としての役割を果たしつつも、難しい専門用語を避けて可愛らしいイラストを豊富に使っているため、特に子どもたちにも親しみやすい作りとなっています。
カラフルなページや、思わず「かわいい!」と声が出そうな生き物たちが紹介されており、自然への興味を楽しく引き出してくれる一冊です。
おすすめポイント3つ
子どもの好奇心を引き出すデザインと内容
この本の大きな特徴は、何といってもそのデザイン!
カラフルで楽しいレイアウトが魅力的です。
また、生き物に関する豆知識やユニークなエピソードが盛り込まれているため、読むたびに新しい発見があり、子どもたちの好奇心を引き出します。
「知りたい」「もっと見たい」という気持ちを育む工夫が随所に凝らされており、学びが自然に促されますよ。
家族で楽しめる図鑑
動物好きな家族なら、大人も一緒に楽しめる図鑑です。
子どもと一緒にページをめくりながら、「この生き物、こんなにかわいいんだ!」と会話が弾むでしょう。
生き物について話すことで、親子のコミュニケーションの機会にもなり、家族の絆を深める助けとなります。
大人が見ても癒されるような可愛いイラストが満載なので、リラックスしながら楽しむことができますよ。
生き物への愛情と自然への関心を育てる
ただ「かわいい」というだけでなく、動物や生き物が自然の中でどのように生きているか、どのように環境に適応しているかも学ぶことができます。
動物保護や生態系について考えるきっかけにもなり、自然環境への関心や、生物多様性への意識を子どもたちに伝える教育的な要素も含まれています。
この本を通して、生き物を大切にする心を育むことができるでしょう。
かわいいだけじゃない、クスッと笑える豆知識もたくさん!
かわいいもの大好きな女の子にピッタリの一冊です!
2.『絵本 はたらく細胞』シリーズ
発売日:2020年12月~
出版社:講談社
『絵本 はたらく細胞』は、人気の漫画・アニメシリーズ『はたらく細胞』をベースにした、幼児や小学生向けの絵本です。
この絵本では、私たちの体の中で実際に働いている細胞たちを擬人化し、彼らがどのように体を守り、健康を保っているかを楽しく、わかりやすく紹介。
例えば、赤血球は酸素を運び、白血球は外敵(細菌やウイルス)と戦うといった、体内の重要な役割を子どもでも理解できる形で解説しています。
おすすめポイント3つ
楽しく学べる体内の仕組み
この本の魅力は、体内で起こっている複雑なプロセスを、子どもにも理解しやすい形で伝えている点です。
血液の流れや免疫機能、体内での酸素供給など、通常難解に思えるテーマをキャラクターを通じて楽しみながら学べるため、自然と健康や科学に対する興味が湧くようになっています。
医学的な内容も含まれているため、さまざまな教育的アプローチを促してくれますよ。
子どもの好奇心を刺激するキャラクターたち
キャラクターたちが個性豊かに描かれている点も、この絵本の大きな魅力。
赤血球や白血球、マクロファージといった細胞たちが、擬人化されて親しみやすく描かれているため、子どもたちは物語の中のキャラクターに感情移入しやすくなります。
それぞれの細胞の仕事をキャラクターとして理解することで、学びが一層深まり、さらに「自分の体を大切にしよう」という意識も芽生えます。
健康について興味を持つきっかけになる
この絵本は、単なるエンターテインメントとして楽しむだけでなく、子どもたちが自分の健康や体の働きについて考えるきっかけにもなります。
風邪をひいた時やケガをした時に体がどう対処しているのか、また、免疫がどのように働いているのかを理解することで、病気の予防や健康管理の意識が自然と高まるでしょう。
親子で一緒に読むことで、健康に対する会話が生まれ、日常生活に役立つ知識を共有できるのも大きなポイントです。
とても分かりやすく体の仕組みを理解できますし、何より子供たちに大人気!
漫画やアニメも面白いですよ!
3.『おしりたんてい』シリーズ
発売日:2015年8月~
出版社:ポプラ社
『おしりたんてい』は人気児童書シリーズで、そのユニークなキャラクターとコミカルなストーリー展開が特徴です。
主人公は、その名の通り「おしり」の形をした顔を持つ名探偵「おしりたんてい」。
彼は、どんな難事件でも鋭い推理力と独特のスタイルで解決に導きます。
おしりたんていの特徴的な口癖「フーム、においますね」が毎回登場し、ユーモアたっぷりの事件解決の様子が描かれます。
おすすめポイント3つ
笑いと謎解きが融合したユニークな探偵ストーリー
『おしりたんてい』は、その奇抜でコミカルな設定が魅力。
顔がおしりの探偵というインパクトのあるキャラクターに、子どもたちは心引き込まれます。
物語の随所に散りばめられたユーモアや、犯人を追い詰めるおしりたんていの独特の推理方法は、読むたびにクスッと笑ってしまいますよ。
さらにただ面白いだけでなく、しっかりとした推理要素があるので、子どもたちは頭を使いながら楽しむことができます。
参加型の謎解きで考える力を育てる
この本のもう一つの特徴は、読者が実際に探偵になったような感覚で謎解きに挑戦できることです。
おしりたんていと一緒に事件の手がかりを集め、読者自身が推理しながら犯人を見つける仕組みが盛り込まれています。
隠されたヒントや手がかりを探す場面では、観察力や推理力が試され、問題を解決する喜びを味わえるでしょう。
この参加型の謎解き要素が、子どもたちの考える力を育てることに役立ちます。
シリーズ全体を通して楽しめる長期的な読み物
『おしりたんてい』シリーズは、1冊ごとに完結したストーリーが楽しめるため、初めて読む子どももすぐに物語に没頭できます。
しかもシリーズを通して登場するキャラクターや、繰り返し出てくるおしりたんていの個性的な台詞や行動パターンが、シリーズ全体の魅力をさらに引き立てています。
何冊もあるため子どもたちは続けて読むことができ、読書の習慣を身につける助けにもなるでしょう。
初めておしりたんていを知ったのは、まさかの教育番組でした。
斬新すぎるキャラクターだけど、確かに面白いんですよね!
4.『わんぱくだん』シリーズ
発売日:1990年08月~
出版社:ひさかたチャイルド
『わんぱくだん』シリーズは、冒険心あふれる3人の子どもたち「わんぱくだん」が主人公。
「けん」「ひろし」「くみ」、3人はいつも仲良しで、彼らが好奇心と冒険心に突き動かされ、さまざまな不思議な世界へと飛び込んでいくお話です。
シリーズごとに異なる舞台が用意されており、海の底やお化けの世界、宇宙など、子どもたちの好奇心を刺激するユニークな設定。
物語はスリルとワクワクに満ちており、最後には必ず現実の世界に戻ってくるので、安心して読み進めることができます。
おすすめポイント3つ
想像力をかきたてる冒険の世界
『わんぱくだん』シリーズは、子どもたちが一度は夢見るような異世界への冒険がテーマとなっています。
海底、宇宙、お化けの世界、さらにはお菓子の国など、ファンタジー溢れる舞台が次々と登場。
毎回違った冒険が展開されるため、読者は飽きることなくシリーズを楽しむことができ、次はどんな世界が待っているのかという期待が子どもたちを夢中にさせます。
団結力と友情の大切さを学べる
物語を通じて、主人公たち3人はチームワークと友情を大切にして冒険を乗り越えていきます。
3人が力を合わせて問題を解決していく姿が描かれており、協力したり助け合いすることの大切さを伝えてくれています。
それぞれが個性豊かで異なる強みを持っていることから、互いに補い合うことの大切さも学べます。
冒険心をくすぐるワクワク感と緊張感
『わんぱくだん』は、子どもたちの冒険心をくすぐるストーリー展開が魅力。
日常のちょっとした出来事がきっかけで、突如異世界への扉が開かれるため、読者も一緒に冒険に飛び込むような感覚を味わえます。
ワクワクする冒険の先には少しのスリルや緊張感もあり、子どもたちはハラハラしながらそれを楽しむことができます。
そして冒険が終わる頃には、安心できる結末が用意されているため、怖がりすぎることなく最後まで読める一冊ですよ。
『わんぱくだん』シリーズは子どもの冒険心をくすぐるみたいで、
我が家の子供たちも大好きな作品です!
5.『ルルとララ』シリーズ
発売日:2005年4月~
出版社:岩崎書店
『ルルとララ』シリーズは、あんびるやすこさんによる子ども向けの人気絵本シリーズです。
このシリーズは、主人公の双子の女の子「ルル」と「ララ」が、スイーツショップを舞台に、さまざまなお菓子作りに挑戦する物語。
毎回登場するお菓子は、カップケーキやクッキー、アイスクリームなど、子どもたちにとって馴染み深いものばかりです。
物語を通じて、ルルとララはお菓子作りの楽しさだけでなく、友だちとの絆やチャレンジする心の大切さを学んでいきます。
おすすめポイント3つ
子どもたちに夢を与える可愛いスイーツの世界
『ルルとララ』シリーズの最大の魅力は、可愛らしいスイーツが登場する少しファンタジーな世界。
毎回登場するお菓子は、子どもたちの心をくすぐるものばかりで、お菓子作りへの興味を引き出します。
子どもたちが夢中になれるだけでなく、物語の中で紹介されるレシピを通じて、実際に親子でお菓子作りを楽しむこともできる点が、家庭でも役立つシリーズとなっています。
挑戦する心とあきらめない姿勢を学べる
ルルとララのスイーツショップには、さまざまなお客さんが訪れます。
お客さんの要望に応えようと2人が一生懸命お菓子作りをする姿を通して、子どもたちは挑戦することの大切さや、失敗から学ぶことの価値を学ぶことができます。
特に、子どもたちはルルとララのように新しいことに挑む姿に共感し、困難を乗り越える勇気を得るでしょう。
努力を続けることで成功に繋がるというポジティブなメッセージが、読者に伝わります。
読みやすく親しみやすいストーリー構成
『ルルとララ』シリーズは、短めのストーリーとシンプルな文章で構成されており、初めて自分で本を読む低学年の子どもでも楽しみやすいのが特徴です。
物語の進行に合わせて可愛らしい挿絵イラストがたくさん描かれているため、読み進めるモチベーションを保てるでしょう。
また、巻ごとに異なるテーマのお菓子が登場するため、シリーズを通して読み続けることで新しい楽しみを見つけることができるのも魅力のひとつです。
これを読んでお菓子作りに目覚める子どもも多いみたいです!
小学生低学年でも一緒に作りやすい簡単レシピが載っていておすすめですよ!
6.『かわいいこねこをもらってください』
発売日:2015年1月
出版社:ポプラ社
この本では、学校の帰り道に子猫を拾った女の子・ちいちゃんが主人公。
自分で飼いたいけれど、住んでいるアパートでは飼えないとお母さんに言われ、一生懸命飼い主を探す姿が描かれています。
物語は子猫との出会いを通して、ちいちゃんが命の大切さや動物との関わり方を学ぶ感動の一冊です。
おすすめポイント3つ
かわいらしく温かみあるイラストが魅力的
この本は、小学生が手に取りやすいかわいらしくて温かみあるイラストが特徴です。
ページをめくるごとに、ちいちゃんの心情が読み取れるため、読者が彼女に感情移入しやすくなっています。
強いメッセージ性が心に響く
ただかわいらしいだけではなく、子どもたちに動物を飼う責任や命の大切さを伝えています。
本当は自分が飼いたいけれど、それができない現実を受け入れ、一生懸命子猫の飼い主を探すちいちゃんの姿に、大人も泣かされることでしょう。
「生き物を大切にすること」を考えさせ、命に対する理解が深まる内容です。
読み聞かせにぴったりのストーリー
物語のテンポがよく、シンプルでわかりやすい文章構成が、読み聞かせに最適。
親子で一緒に読んだり、先生がクラスで読み聞かせたりするのにぴったりの一冊といえるでしょう。
かわいいイラストに油断してたら、私が号泣しました…。
リアルな事情に切なくなりますが、最後はほっこりする作品です!
7.『しずくちゃん』シリーズ
発売日:2003年4月~
出版社:岩崎書店
『しずくちゃん』は子ども向けの絵本・キャラクターシリーズで、しずくの形をした主人公「しずくちゃん」を中心に展開される楽しい冒険物語。
雨のしずくの妖精であるしずくちゃんとその仲間たちが、自然や季節、友情について学びながら、笑いあり、冒険ありの物語が進んでいきます。
しずくちゃんの世界には、他にも化粧水の妖精「うるおいちゃん」や、ミルクの妖精「みるみるちゃん」など、さまざまな水滴キャラクターが登場。
各キャラクターが持つ個性的な特徴とユーモラスなやり取りが魅力で、友情や協力、思いやりといった大切なテーマを伝えてくれます。
おすすめポイント3つ
親しみやすいキャラクターと豊かな世界観
しずくちゃんは、そのシンプルでかわいらしいデザインから、小さな子どもたちに大人気。
しずくの形をしたキャラクターたちは、それぞれ個性豊かで、親しみやすさがあり、物語に出てくるたびに子どもたちの興味を引き付けます。
シリーズ全体に渡って、キャラクターたちのユニークな生活が描かれており、しずくちゃんの世界にすぐに引き込まれることでしょう。
笑いと学びがバランス良く組み込まれたストーリー
『しずくちゃん』には、笑いを誘うシーンやユーモアたっぷりの会話が満載。
一方で、ちょっとした生活の豆知識や知識もストーリーにさりげなく織り込まれています。
しずくちゃんとその仲間たちの冒険を楽しみながら、子どもたちがさまざまなことへと興味を持つきっかけになりますよ。
多彩なシリーズ展開で長く楽しめる
『しずくちゃん』は、単なる一冊の絵本にとどまらず、シリーズとして多くの物語が展開されている作品です。
各エピソードには謎解きや季節イベントといった、さまざまなテーマが設けられています。
それらのテーマをもとに、しずくちゃんやその仲間たちが繰り広げる新しい冒険を描き、読者を飽きさせません。
また、アニメ化やグッズ展開もあり、本を読むだけでなく、さまざまな形でしずくちゃんの世界を楽しむことができます。
シリーズ全体を通して、子どもたちはしずくちゃんと一緒に成長し、繰り返し読んで新しい発見を得られるでしょう。
とにかく登場するしずくキャラクターは女の子が大好きなかわいらしさ!
シリーズ化されているため、長く楽しめる作品ですよ!
8.『西の魔女が死んだ』
発売日:2001年8月~
出版社:新潮社
『西の魔女が死んだ』は多くの読者に愛され続けている感動的な物語です。
主人公である少女まいはある日学校に通うことが辛くなり、田舎に住む祖母の元で一緒に暮らすことを決意。
まいの祖母は、イギリス出身。
家族から「西の魔女」と呼ばれていますが、実際に魔法を使うわけではなく、穏やかで自然と共に生きる知恵を持つ女性です。
祖母との日々を通して、まいは次第に自分自身と向き合い、心の成長を遂げていきます。
おすすめポイント3つ
心に響く成長と別れの物語
『西の魔女が死んだ』は、思春期の悩みや不安を抱える主人公まいの心の成長が丁寧に描かれています。
まいが祖母との穏やかな時間を過ごしながら、徐々に自己を見つめ、精神的に強くなっていく過程は、多くの読者に共感を呼ぶことでしょう。
また、物語のクライマックスでは「別れ」や「喪失」をどのように受け入れて成長するかという大きなテーマが描かれています。
魔女の訓練から学ぶ教訓
祖母がまいに教える「魔女の訓練」は、魔法の力ではなく自分自身をコントロールし、自立した人間になるための力を育むためのもの。
日々の生活の中で、まいは感情を抑え、理性的に物事を判断することの大切さを学んでいきます。
この「魔女の教え」は現代の生活において、誰にとっても必要な教訓として響くことでしょう。
豊かな自然描写と癒しの空間
物語の舞台となる祖母の家は、自然に囲まれた静かな田舎。
祖母とまいが過ごす自然豊かな生活は、読者に癒しを与えると同時に、現代の忙しい日常とは対照的な心安らぐ空間を味わえるでしょう。
まいが心を癒され、成長していく様子が美しく描かれています。
シンプルで美しい言葉に、クライマックスは涙が溢れてきました。
高学年向けではありますが子どもに読んでもらいたい一冊です!
9.『がまくんとかえるくん』シリーズ
発売日:1972年11月~
出版社:文化出版局刊
『がまくんとかえるくん』シリーズは、アメリカの作家であるアーノルド・ローベルによって描かれた人気の作品です。
初版『Frog and Toad』が発行されて以来、世界中の子どもたちや大人に親しまれてきました。
このシリーズは、がまくん(がまがえる)とかえるくん(かえる)という仲良しの2人が、日常生活で経験するちょっとした冒険や日々の出来事を、シンプルで温かい物語として描いています。
おすすめポイント3つ
友情の大切さを描くシンプルで温かい物語
『がまくんとかえるくん』の最大の魅力は、2人のキャラクターが見せる温かい友情です。
どんなに小さな困難があっても、2人はいつもお互いを助け合い、励まし合います。
がまくんが何か心配事を抱えた時には、かえるくんがそれを支え、逆にかえるくんが悩んでいる時にはがまくんが力になります。
この優しくてシンプルな友情の物語は、子どもたちだけでなく、大人にも心の安らぎと教訓を与えてくれることでしょう。
シンプルな文章で小さな子どもにも読みやすい
シンプルな文章で書かれているため、まだ長い文章が読めない小さな子どもたちにも理解しやすいです。
各エピソードは短く、日常のちょっとした出来事がテーマなので、子どもたちも自分の生活と重ね合わせながら物語を楽しむことができます。
文章のリズムが良く、読み聞かせにも適しているため、親子で楽しむのにぴったりです。
自然の中でのんびりと過ごす時間の大切さ
がまくんとかえるくんの世界は、季節の移り変わりや自然の美しさが美しく豊かに表現されています。
春になって庭で植物が育つ喜びを分かち合ったり、夏の日には川で泳いだり、秋には落ち葉を楽しんだりと、四季折々の風景が温かく描かれています。
忙しい現代生活に追われがちなママたちにとって、自然と共に過ごす大切さを思い出させてくれる、癒しの物語です。
とても読みやすいですし、何よりお互いを思いやる姿が温かくて
ほっこりとさせてくれます。読み聞かせにも丁度いいですよ!
10.『くまの子ウーフ 』シリーズ
発売日:1969年
出版社:ポプラ社
『くまの子ウーフ』は、森の中に住むくまの子ウーフが、さまざまな友だちと出会い、遊びや冒険を楽しみながら少しずつ成長していく姿を描いた物語。
ウーフはやんちゃで好奇心旺盛なキャラクターで、日々の出来事に対して素直に疑問を持ち、考えながら成長していきます。
シリーズを通じて、ウーフが感じる疑問や気持ちが読者に共感を呼び、子どもたちの考え方や感情に寄り添う優しい作品です。
おすすめポイント 3つ
ウーフの素直な感情と成長に共感できる
ウーフは好奇心旺盛で素直なキャラクター。
子どもたちが日常生活で感じる疑問や感情をそのまま表現しています。
友だちとけんかしてしまうときのもやもや感や、自然に対する不思議な気持ちなど、ウーフが体験する出来事は、子どもたちが感じる感情と重なる部分が多く、共感しやすいとなっています。
ウーフが毎回学びながら成長していく姿が温かく描かれており、子どもたちも一緒に成長を感じることができるでしょう。
自然や動物との触れ合いが描かれる
物語の舞台は美しい森で、ウーフは自然の中でさまざまな動物たちと触れ合います。
ウーフの友だちである、ウサギや鳥などの動物たちとのやりとりが温かく描かれています。
自然の中での遊びや発見を通じて、子どもたちに自然への興味や感謝の気持ちを育むことができる作品です。
物語には心地よい世界観が広がっており、リラックスして読めるでしょう。
シンプルなストーリーに学びのスパイス
ウーフが直面するさまざまな出来事や問題には、小さな教訓が含まれています。
友だちとの関わり方や、思いやり、自己発見といったテーマが自然に散りばめられているため、子どもたちにとっても学びやすい内容です。
自然や友達から大切なことを発見するウーフの姿は、子どもたちに豊かな感受性と倫理観を育てる助けとなるでしょう。
ウーフの「なぜ?」「どうして?」が子どもたちが抱えている
不思議にリンクするのか、我が家の読み聞かせ本の定番です!
天真爛漫なウーフがかわいいんですよね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は小学生女子が思わず手に取って夢中になれる、おすすめの作品を10選ご紹介しました!
女の子は男の子より物語を楽しめることが多いため、シリーズものを中心に選んでいます。
また、かわいらしいイラストを選ぶことで、視覚的にも楽しめ本に親しみを持ってもらえますよ。
親子で素敵な読書タイムを過ごしてくださいね!
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